Windows11でVSCode、Chrome、Firefox、Vivaldi、WSL、Android Emulatorとかが一緒におかしくなる問題が解決
仕事で使っているPCをWindows11にしてから4か月くらい経ったのですが、ずっと調子が悪い状態が続いていました。
VSCode、Chrome、Firefox、Vivaldi、WSL、Android Emulator、Teamsとかが一緒に変な感じになります。
Chromeなどのブラウザがクラッシュするとそれと同時にVSCodeやWSLが落ちてしまいます。
再度アプリを立ち上げれば何事もなくしばらく動くのですが、毎日数回は起き、リモートデスクトップの時はリモート元がスリープをするとほぼ確実にこの状態になっていました。
リモート元のスリープ時間を長くしたり、リモート時にPCの前を離れる際はロックをしたりしていました。
それでもあまり改善は見られませんでした、GPUに問題があるのではないか?と考えVSCodeのGPUアクセラレーションの解除もしてみましたが効果は無し。
そんな中Windows11を再起動させたところ、WSLがいきなり使えなくなりました。
Powershellで下記のコマンドをたたいたところWSLが復活しました。
$ sfc /scannow
$ dism /online /cleanup-image /restorehealth
そしてまたしばらくしてWindows11を再起動させたところ、画面がチカチカしだしました。 白い画面になってまた戻る、みたいなのを繰り返します。
これは以前にもなったことがあって、その時はWindowsUpdateの最新の更新分を削除したところ直りました。
今回もそれで直そうと思ったのですが、復元ポイントがあるので復元ポイントで少し前に戻りました。
すると、チカチカは直りましたが今度はWSLがありません。
上記のWSL復活コマンドを実行しようとしましたが、一旦ロックして自宅からリモートデスクトップでWindows11に再度入るとWSLは復活していました。
原因はExplorerPatcherだった
いつもWindows11を起動すると画面の右下に"Explorer Update"みたいな通知が出ていたのですが、よく読まずに消していました。
で、よくよくその通知を見ると"Explorer Patcher"というものがアップデート可能になったよというお知らせでした。
WindowsでChromeを2つ開くとウィンドウも2つ表示されますが、Windows11の場合タスクバーにChromeが2つ表示されずに重ねて表示されるのが非常に腹立たしくてExplorerPatcherというアプリをインストールしてタスクバー上にアプリが重なって表示されないようにしたのを思い出しました。
ExplorerPatcherの設定画面を開くとバツ印が並んでいてうまく動いていないようです。
アンインストールをする方法はExplorerPatcherのgithubページに書かれていた下記の方法で行いました。
# C:\Program Files\Explorer Patcher ディレクトリをPowershellで開き
$ ep_setup.exe /uninstall
アンインストール後複数開いているアプリが重なって表示されるようになってしまいましたが、今まではWindows11がもっさりと動いていた感じがしたのですが、非常に速くなりました。
そして、謎のクラッシュが遂に起きなくなりました。
もっと早くアンインストールしておけばよかった。
なおExplorerPatcherを悪者のように書いてしまいましたが、悪いのはMicrosoftです。Microsoftはろくな改修をしませんね。