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ZimaBladeにメモリを載せて電源を繋いで起動させる

ZimaBlade本体8888
ZimaBlade本体

CrowdSupplyでZimaBladeが出ているのを見つけ、買おうかどうか数日迷った結果買いました。

購入したのは2023年の9月で、モデルはZimaBlade 3760です。

CPUはIntelのCeleronのデュアルコア(N3350)、ストレージが32GBで、メモリーは無しのモデルです。

64ドルで、送料が18ドルの計82ドル。当時のレートで12,220円でした。

CasaOSというOSがプリインストールされていて、ホームサーバーとして使えるようです。

仮にホームサーバーとして使えなくてもDockerを動かすLinuxマシンとして運用しようと考えていました。

本体だけのモデルだったのでメモリと電源を買う必要があり、総額で15000円くらいになるかなと考えていました。

メモリと電源を購入

2024年の3月の頭にZimaBladeが届きました。

CrowdSupplyのページとメーカーの公式サイトでメモリーの仕様と電源の仕様を確認してAmazonで下記を購入しました。

  • エレコム USB PD対応 充電器 45W Type-C×1 ブラック ACDC-PD2245BK: 2,644円(40%くらいOFF)
  • Motoeagle DDR3/DDR3L 8GB 1333 MHz PC3/PC3L-10600 SO-DIMM 1.35V 204Pin CL9 Non-ECC 8GB: 1,750円

電源は45 W USB Type-C power adapterという記述がCrowdSupplyのページにあったので45Wのスマホ用充電器ぽい物を買いました。

メモリは16GBのものが欲しかったのですが、16GBだとメモリが2枚になってしまうので諦めました。ZimaBladeのメモリ用のスロットは1つしかありません。

また、外付けのSSDとして半年くらい前に仕事用に買ったバッファローの500GBを用意しました。たぶん型番はSSD-PUT500U3BC/Dで、たしか仕事場の近くのじゃんぱらで3000円ちょいで中古で購入したものです。

ケースを開いてメモリーを装着

メモリーを装着するために、ZimaBladeのケースを開けようとしましたが方法がわかりません。

ZimaBladeの紹介をしているyoutubeの動画を見てやっとわかりました。

黒いカバーの端っこをカチリと外すとこんな感じになります。

ZimaBladeの黒いカバーが取れる8888
ZimaBladeの黒いカバーが取れる

さらに外すと8888
さらに外すと

こんなかんじ8888
こんなかんじ

なお、黒いカバーの外し方はこの動画の方がわかりやすいです。

ZimaBladeにマニュアルは同梱されていますがかなり簡単な記述のため、外し方は書いてありませんでした。

黒いカバーを外すと透明のカバーと基盤が残ります、メモリーを付けるにはさらに透明のカバーも外す必要があり、基板の裏にあるネジを4つ外します。

メモリーを装着するとこんな感じになります。

差し込んで8888
差し込んで

カチャリ8888
カチャリ

ZimaBladeが起動しない

ZimaBladeを含む付属品たちは下記です。

USB-Cケーブルは本体に付属していました。

ZimaBlade(とメモリ),
ZimaBlade(とメモリ), エレコムの充電器, バッファローのSSD, USB-Cケーブル

USB-Cケーブルを挿してSSDも挿すとお互いが少しぶつかるようですが、なんとかギリギリ大丈夫そうです。

USB-CケーブルとSSDが挿さった状態8888
USB-CケーブルとSSDが挿さった状態

LANケーブルでZimaBladeとルーターと繋ぎ、ZimaBladeの電源をコンセントに挿してZimaBladeを起動してみます。本体の赤いランプは点くのですが、ルーターのWeb管理画面にZimaBladeらしきIPが表示されません。

電源の抜き差しなどを何度も試したがダメでした。

公式のDiscordに情報が無いか探すと、公式アカウントが 「12V=3Aをサポートする45W以上のPD電源、またはラップトップの電源で起動できます。さらに公式の標準電源をお勧めします」と書いていて、ラップトップの電源の例としてAmazon.comへのリンクも丁寧に書いてありました。

Amazonのリンクを見るとUGREENの12V=3Aに対応した最大出力65Wの電源でした。

最初に買ったエレコムの充電器の仕様は下記です。

  • 最大出力 45W
  • 15V=3A に対応(12V=3Aには非対応)

公式がDiscord上で言っていた電源の仕様は下記です。

  • 最大出力 45W以上
  • 12V=3A に対応

私の購入したエレコムのACDC-PD2245BKを見てみると、12V=3Aには対応していませんでした。

で、結局Amazon.comのリンクと同じものをAmazon.co.jpで探し購入することにしました。

Amazonで購入したのは下記です。

  • UGREEN Nexode 65W Charger CD244: 3,580円(48%オフ)

公式サイトで売っている電源も送料込みで4,000円程度ですが、それだと負けた感じがするので今回は選択肢に入れませんでした。

ついに起動する

1週間くらい待ってAmazonからUGREEN Nexode 65W Charger CD244が届きました。

UGREEN
UGREEN Nexode 65W Charger CD244

繋げるとこんな感じ8888
繋げるとこんな感じ

新しい電源でZimaBladを起動すると動きました!

ルーターのWeb管理画面にもZimaBladeと思われるIPが表示されました!

IPをブラウザで叩くとプリインストールされているCasaOSの画面も表示されました。

よかった。

ZimaBladeを起動させる電源の仕様

電源はおそらく下記となります。

  • 最大出力 45W以上(65W以上の方がいい?)
  • 12V=3A に対応

起動させるまでいくらくらいかかったか?

今回ZimaBladeを家で起動させるまでにかかった費用です。ZimaBlade本体も含みます。

  • ZimaBlade 3760 本体と電源用USB-C: 12,220円
  • エレコム USB PD対応 充電器 45W Type-C×1 ブラック ACDC-PD2245BK: 2,644円(40%くらいOFF)
  • Motoeagle DDR3/DDR3L 8GB 1333 MHz PC3/PC3L-10600 SO-DIMM 1.35V 204Pin CL9 Non-ECC 8GB: 1,750円
  • UGREEN Nexode 65W Charger CD244: 3,580円(48%オフ)
  • バッファローSSD SSD-PUT500U3BC/D: 3,000円くらい
  • 家に転がっていたLANケーブル: 0円

計 23,194円です。

本体が64ドルだったので、1ドル100円の感覚だと6000円くらいの感じで購入しましたが、今は1ドル150円近いのと送料もかかったので本体は6000円ではなく12000円ほどです。

で、さらにメモリーやら電源やらでプラス1万円ほどです。

CrowdSupplyにあるZimaBlade 7700 Advanced Kitは16GBのRAM、電源、さらにCPUもクアッドコアでディスプレイポートのケーブルも付いていて128ドルです。 送料が18ドルかかるとして合計で146ドル、1ドル150円で計算すると22000円ほどです。

結局そっちの方がよかったかもしれません。

電源やメモリが余っているのであれば私のように本体だけを買ってもいいかもしれませんが、そうじゃないのであれば電源とメモリが揃ったセットを買った方がいいでしょう。