Cameyamasan version2
cameyamasan-v1の後継となるcameyamasan-v2です。
v1はシャッタースピードが2秒に1回程度(1/2000ms)だったのですが、v2は1秒に10回程度(1/100ms)にパワーアップしています。
シャッタースピードは調整できるので2秒に1回程度、またそれ以上にすることも可能です。
実際に撮影した映像
実際に撮影した映像は下記になります。
1280px x 720pxの10FPSの映像となります。フルではないですがハイビジョンです。
歩きながら撮った映像1(v2) かなり揺れるので注意
歩きながら撮った映像2(v2) かなり揺れるので注意
カメラを置いて撮った映像 多摩川 (v2)
カメラを置いて撮った映像 高速道路横から (v2)
カメラを置いて撮った映像 高速道路上から (v2)
カメラを置いて撮った映像 交差点上から (v2)
カメラを置いて撮った映像 地面 (v2)
歩きながらの映像はかなり揺れます、映像の自体もゆがむ感じがします。なぜそうなるのかは不明ですが、カメラのレンズが魚眼になっているのが原因かなと思っています。いや、センサーが揺れに弱いだけかもしれません。なお、置いて撮った映像は監視カメラ風の映像になっています。鮮やかさとか色の表現度には大きな課題がありますが、一応ハイビジョン画質(1280x720)です。
下記は2022年のv1の映像です。 画像の質はあまり変わってませんが、解像度が上がっているのでv2の方が表現力もあがっている、はずです。ただ、v1の2秒に1回のシャッタースピードも味があります。
v2を何故作ろうと思ったか
v1がM5CameraとRaspberry Pi Zero Wとデバイスを2つ使い、設定や運用が複雑なのが不満だったからです。
カメラの映像をラズパイが取得して保存するという仕組みだったので撮影以外の部分だけ高機能(BLEでペアリングして撮影開始を伝える機能、ラズパイ側には文字情報の表示とボタン入力用のHATがあった、画像の取得はWi-Fi経由)でしたが、バッテリーも2個必要でコンパクトにしたのに複雑、という代物でした。
さらにラズパイをWi-Fiホストにする設定もかなり煩雑なものとなっていました。
v1は全部のデバイスを接続してから撮影をする必要がありましたが、v2はボタンを押すだけで撮影開始します。
何ができるのか
GoProみたいに動画撮影ができます。ただ撮影フレーム総数は200程度なので、GoProと同様に1時間撮影する場合は20秒に1回くらいの撮影スピードとなります。
バッテリーがあるので電源が無い外でも撮影可能です。
室内の場合はUSB給電がオススメです。
撮影した動画はSDカードに保存されます、ffmpegが必要なのでひと手間はありますが、一応SDカードをPCに突っ込んだら「すぐ」に再生ができます。
完成物
M5StackのカメラにSDカードリーダーとバッテリーがくっついたものです。
- カメラ: AtomS3R-M12 https://docs.m5stack.com/en/core/AtomS3R-M12
- SDカードリーダー: Atomic TFCard Base https://docs.m5stack.com/en/atom/Atomic%20TF-Card%20Reader
- バッテリー: Tail Bat https://docs.m5stack.com/en/atom/tailbat
- SDカード: 16GB以下のmicro SDカード
中心にカメラがあり、カードリーダーとバッテリーに挟まれている形です。
三脚バージョン
クリップで三脚などに固定できるようにしたものです。自転車に取り付けて撮る場合はこれです。
-
カメラ固定取付用クリップ: Clip-A Brick Kit (三脚などに固定するなら) https://docs.m5stack.com/en/accessory/CLIP-A
-
固定用ネジ: 16 PCS M3 Screw Kit(三脚などに固定するなら) https://docs.m5stack.com/en/accessory/screw
-
三脚用スタンド M5Stack Unit V2についていたスタンド M5Stackなどで販売されているかと思ったが単品販売されているのを確認できず
三脚に固定する場合は、Clip-AのBack Clipとカードリーダーの間にMagnetic Mountを挟み、Back Clipの穴からM3 Screw Kitの12mmのネジをカードリーダー裏のネジ穴に付けてで止めます。
M5Stack Unit V2についていたスタンドです。このためにUnit V2を買うわけにはいかないので、なにか代わりのものがないか探しましたが見つかりませんでした。"camera stand clip"などのワードでAliExpressで探すとなにか見つかるかもしれません。
スタンドの下は三脚(三脚ではなくクリップ型の二脚ですが)です、三脚の雲台?のネジとスタンドをくっつけています。
コンパイルと書き出しに必要なもの
-
PC(Windows, Linux, Mac) ffmpegとbcコマンドが使える必要があります
-
USBケーブル
カメラへのコンパイルと書き出しのためにVS CodeがインストールできるPC(Linux, Windows, Mac)が必要です。
詳細は下記githubのREADME.mdを参照してください。
https://github.com/syagawa/cameyamasan-v2/blob/main/README.md
※ 記事執筆時のコミットハッシュ: 40927efae0a58cdcf82172d871684706bed82240
撮影する仕組み
SDカードに撮影枚数(frames)と撮影間隔(interval)の設定をJSON形式で記述しておくと、それに従ってカメラが撮影します、撮影したデータはSDカードに保存されます。
撮影方法
- SDカードをFAT32でフォーマットします
- カメラとバッテリーを繋げるとカメラが起動します、LEDが青く点灯しているのを確認してください
- 初期設定だと100msのインターバルで200フレーム撮影するので20秒撮影します
- 撮影終了時は外側からわかりません。電源を入れた瞬間から撮影が始まっています、20秒の撮影時間なら20秒くらい経ったあたりで撮影は終了しています。撮影終了後にSDカードに保存します、保存には10秒くらいかかる場合があるので撮影開始から30秒以上待ってやっと終了という感じです。30秒(40秒のほうが安全かも)が過ぎたらバッテリーのボタンを2度押しして電源を切ってください。
撮影後
ffmpegを使ってmp4にします。詳細はhttps://github.com/syagawa/cameyamasan-v2/blob/main/README.mdを参照ください。
cameyamasan version2 のレポジトリ
https://github.com/syagawa/cameyamasan-v2
今後の予定
画質を上げで、撮影枚数を増やしたいところです。