Ubuntu環境にtigを入れたらcommitメッセージの日本語がうまく表示されなかったので、日本語を表示するためのインストール方法と設定方法をまとめます。

apt install tigで特に問題が起きない場合はそっちの方が楽です。

インストール

githubの公式からソースをダウンロードしてインストールします。バージョンが2.5.8となっていますが、適宜読み替えてください。

# tigディレクトリを作ってダウンロードしてきて解凍します
$ mkdir tig
$ cd tig
$ curl -OL https://github.com/jonas/tig/releases/download/tig-2.5.8/tig-2
.5.8.tar.gz
$ tar xzf tig-2.5.8.tar.gz -C ./

# 必要なパッケージをインストール
$ sudo apt install make build-essential libncursesw5-dev pkg-config libncursesw5 

# tigをインストール
$ cd tig-2.5.8
$ ./configure  --enable-widec
$ make prefix=/usr/local LDLIBS=-lncursesw CPPFLAGS=-DHAVE_NCURSESW_CURSES_H
$ sudo make install prefix=/usr/local

.bashrcの設定

bashを使っているという前提になりますが、.bashrcに下記を追記して、source ~/.bashrcをします。

export LC_ALL=en_US.UTF-8
export LESSCHARSET=utf-8

localeの設定

上記の.bashrcの設定でerrorかwarnが出たら下記を叩いてください。

$ sudo localedef -f UTF-8 -i en_US en_US.UTF-8

これで、tigコマンドを叩くとおそらくcommitメッセージの日本語が正しく表示されていると思います。